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クラブ活動A
(四方山会:花笠踊り)

 6月8日(水)に今年度2回目のクラブ活動を行いました。今回も民族文化サークル四方山会の会長さんと指導部長さんに花笠踊りのご指導をいただきました。
 1回目のクラブ活動で徳良湖の築堤工事で土を固めるのに使われた亀石と呼ばれる道具(石の回りに8本のロープがくくりつけられたもの)を紹介していただいたのですが、踊りの練習の前にそれを使って土を固める体験をさせていただきました。8人で声をかけながら一斉にロープを引っ張って石を宙に浮かせるのですが、タイミングが合わないとなかなかうまく上がりませんでした。そのリズムを合わせる意味でも「花笠音頭」のもととなる「土つき唄」が歌われたということ、なんとなくわかるような気がしました。
 
その後は体育館で一人一人に笠が配られ、本格的に花笠踊りの練習に取り組みました。指導部長さんに手本を示していただき、会長さんに掛け声をかけていただきながら、子どもたちは集中して練習に臨みました。お習いしているのは「上町(かんまち)行進」という流派の踊りです。「雨が降った時に笠を素早くかぶる」「土を掘る」「荷物を担ぐ」など、踊りの動作には意味があるということ教えていただき、一つ一つ基本の動作を何度も繰り返し練習しました。
 
労働を表現する踊りとあって、踊るには結構な体力を要します。額に汗をにじませながら懸命に練習に励む姿に、「この踊りをしっかり覚えたい」という子どもたちの意気込みが感じられました。引き続き、次週の水曜日も花笠踊りのご指導をいただきます。